2020.07.14
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お腹いっぱい食べられる時代となり栄養失調とは無縁とおもいきや…
大人も子供たちも新型栄養失調が増えているそうです。
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日本人も飢えていた時代
栄養失調とは…
体内で必要とする栄養素が不足…またはバランスが崩れ自覚症状の有無に関わらず不調のある状態。
大先輩たちから昔話を伺うと…
- 食べるものがなかった…
- 腹いっぱい食べることが夢だった…
そんな話をよく聞きます。
日本も…ほんの少し前までは…そんな時代があったのです。
戦後間もないころの農村の食事風景。
確かに食事は質素です。
確かに私の子供の頃も…普段…着てはいけない「よそ行き用ジャージ」というものがありました…
このご家族も…そんな特別な日だったのでしょう…
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世界の飢餓人口
21世紀現在。
世界の飢餓人口は約8億2000万人いると言われています。
人類の9人に1人が飢えと戦っているのです。
主な数値
アフリカ | 2億5610万人 |
アジア | 5億1390万人 |
ラテンアメリカ カリブ海地域 |
4250万人 |
データ:WEP(Wold Food Progremme)
テレビなどでは、アフリカ(サハラ以南)の子供たちの映像がクローズアップされていますが…以外にもアジアに多いことがわかります。
噂は多々ありますが…
経済状況…仕事…食料生産…国民意識…人口(避妊)多くの事柄のバランスが改善しない限り募金では根本的な飢餓問題は解決しないでしょう。
貧困地域での人口の急増(人口爆発)もあるので食料だけじゃない根深い問題があるのでしょう。
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先進国の日本で栄養失調
食料不足…食べたくても食べられない状況の栄養失調。これは分かります。
先進国の日本で…栄養失調が増えているとは、どういうことでしょうか?
それも原因のひとつかもしれませんが…主の原因ではありません。
一般の家庭でも増えているのです。
しかも…栄養失調と栄養過多をあわせもつ新型栄養失調。
摂取カロリーは足りているのに特定の栄養素が不足してる状態。
これに関して興味深い記事があります。
8割の子どもに、新型栄養失調のリスクあり。摂取できている栄養素は「炭水化物」「タンパク質」「脂質」偏りがちなことが判明!
(一部抜粋)三大栄養素は必要量を摂取できているものの、三大栄養素の働きを調整し助ける役割を果たす栄養素ビタミン、ミネラル、食物繊維をあまり摂取できていないことが分かりました。慢性的に不足すると新型栄養失調になるといわれてることから現代の子供たちにも新型栄養失調のリスクがあることが分かりました。
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栄養失調 まとめ
昔はお腹いっぱい食べることが夢でした。
ボクタチハ ワタシタチハ オナカガペコペコデス
現在は…好きなものをお腹いっぱいたべられる時代になりました。
なのに…栄養失調と栄養過多…
かたや…お腹はペコペコでも この生き生きした笑顔…この満ち溢れたエネルギーはどこから湧いてくるのでしょうか?
質素とは…単に贅沢をしないということだけではなく質の素と解釈することもできます。
「質の素」となるのは…タネであり…農法であり…製法…これらによって素材の質が決まるのでは?
もしかすると…質素な食事だからこそ今とは比べものにならない位、質が高くエネルギーが満ち溢れていたのかもしれません。
私たちは食べたものによって日々創られています。
ほうしょくの時代と言われている現代…
飽食・放食・崩食・呆食…
いったいどの漢字が当てはまるのでしょう?
新型栄養失調…
満腹感…満足感だけでは食とは言えない様です。
食の質について考え方を改める時期がきている様な気がします。
一緒に考えていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
感謝。感謝。
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